血族。

不器用な想いがランダムに入り交じる空間で、才あるあの人は思春期に消えていった。
悪気がなくとも傷つける力は存分だ。それは、良いものが伝承されるのとなんら変わりなく、代々受け継がれてゆく。
子供のころに見えていた世界とはまるでかけ離れた、大人になって見えるこの空間が、世界のいたるところにあるのかもしれない。合掌。